未女将、町民になる

本日無事に住民票を川根本町に移し、川根本町民となった未女将です。
転出の届けのために来た市役所は人でゴッタ返し、受付番号を呼び出すアナウンスが、しきりに番号を案内していました。番号を呼ばれるのを待ちながら、カウンターの向こうに見える人口数、世帯数などが書いてあるホワイトボードを眺めていました。「人口 145,xxx人」… 以前見た時は13万人台だったので、1万人くらい増えたんですね。市長も「住みやすい街」を目指しているので、公約実現ってところでしょうか。手続きを済ませ、移転先の川根本町役場に向かいます。お盆休みもあって、他県ナンバーのクルマが多い。
役場に到着し、中にはいると…誰もいない。静かです。窓口のお姉さんに「転入の手続きに来たんですが」というと、満面の笑顔で「ありがとうございます!!」と。
待ち時間中に壁に掲示してある人口数等を眺めていたら、なんと人口1万人に足りていません。まあ少ないとは思っていましたが、転出元に比べると、1/20です。(ついでに調べたら、静岡県内で人口1万人以下の町は、土肥、松崎、西伊豆、南伊豆、そして川根本町。2017年の人口は7,000人台だったので、減少、やはり過疎化しているということです。)
静かでのどか、町の人はとても親切です。ヒートアイランド現象とは無縁、ウグイスの声が響く自然豊かな土地。でも、医療、教育、流通などは「便利」とは言い難い。一番近くのコンビニまで、クルマで10分以上掛かります。スーパーはもうちょっと先にいかないとありません。夕方5時過ぎると、千頭駅前のお店は閉店してしまうそうです。衣料品店は、見当たらなかったな。

でも、でもでも。思い出せば、わたしが子供の頃、コンビニはありませんでした。お医者さんに通うにも、自転車で(我が家に自家用車はなかった・涙) 20分、30分掛かりました。ちなみに中学の時に駅前に西友が開店したときは、衝撃でした。4階まであるビルで、エスカレーターがある!! 藤正樹もビックリ!!

夜は虫の声を聞きながら、扇風機の風にあたる。そんな、懐かしい暮らしが戻ってくるのかな。不便も、懐かしながら楽もう… そんな期待をしています。
ちなみに川根本町は健康寿命が高い土地なので、医療の面ではそれにあやかりたいと思いますが、今からでも間に合うかな?