高杉奈緒子サポートクラブ

(タイトルから続く)に、入会しました。

高杉奈緒子選手を初めてお見受けしたのは、2015年鈴鹿8耐のナイトピットウォーク。
(大好きな Bradley Smith がファクトリー優勝した年です。:余談)
DOCATI に乗っていて、くまもんの横で満面の笑顔で迎えてくれたことを、今でも鮮明に覚えています。一緒に行ったマキちゃんが、彼女がこのレースで唯一の女性ライダーであることと聴覚障がいのことを教えてくれて、へぇ、そうなんだ…と思いました。
その後時は流れ、昨年からFacebookで高杉選手の活動を知るようになり、KTMマシンに乗っていることに、親近感を覚えました。(一応わたしもKTM乗りなんで・笑・レベル違いすぎるけど・笑笑)

昨年暮れにNHK BS1 ザ・ヒューマンで高杉選手のドキュメンタリーが放映されると知って、やおきのテレビは通常の番組が映らないので録画を依頼。録画の番組をみて、2歳で失聴していることを知りました。
聴覚障害については、要約筆記で多少の学習をしましたが、幼少期の失聴では、言語の取得は難しいと言われています。言語は耳できいて覚え、きいた言葉を話せるようになるので。きこえないということは、自分がどう話しているかわからないということです。しかし、高杉選手は流暢な日本語を話している。どれだけの努力をしたのか、まずそれに驚愕。ザ・ヒューマンの感想を述べ始めると終わらないので、おいおい記録させてください。番組はDVDに焼いてもらいました。手元にありますので、興味のある方はお声掛けください。たくさんの人にみていただきたいです。

高杉選手は「耳が聞こえなくてもここまで戦えることを証明したいと思っています」というけど、もう「ハンディキャップを乗り越えて」は十分達しているレベルだと、わたしは思う。バイクに乗れているだけで、十分達成できてると思う。でも彼女は「勝つ」ことが証明することなので、ただただひたすらに、勝つための努力を重ねて、続けていく。
こんな厳しい「努力の塊」なのに、あの満面の笑顔ですよ。もう、やられてちゃって当然です。

入会にあたって、高杉選手から丁寧なお礼のメールをいただきました。ありがとうございます。
モーターサイクルスポーツのいいところは、選手とファンの距離が近いこと。サーキットやイベントに行くと、みなさん、きさくに接してくださいます。Moto GP なんか、こんないいおにいちゃんが時速350kmの戦いをしているの??!! と思ったりする。

サーキットに応援に行って、ピットであの笑顔の高杉選手にお会いしたい。
やりたいことが、また一つ増えました。嬉しいです。

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